量産の研磨技術にキラリ
研磨後のバリ取りはしてくれますか?
色々な方からたまに聞くのがバリ取りです。
「バリ取りの処理はどうしているのか?」「バリ取りの工程はどこでやっているのか」
バリ取りは基本的にしていません、ですからバリ取りをする場所もありません。
さぼっているわけではありません。バリが出ていないから処理をしないまでです。
必要があればバリ取りもしなければならないと考えております。
しかし、弊社の工程においてバリ取りは存在しません。
コイリング→焼鈍→研磨→荷重検査→出荷
弊社の最大のお客様では荷重をものすごく気にされます。ですから、荷重公差が大変厳しく設定されています。このことの説明は別項に譲ります。しかし、荷重公差を気にするがゆえにきれいに研磨しなければなりません。バリが出てしまい、バリ取り作業をすると荷重のバラツキが大きくなってしまう可能性があります。ですから、研磨面には気を使っています。それが、研磨の後処理の苦労を知らずに来た理由です。
高価な研磨機を使用すれば確かにバリも出ないと思います。傾きのところでも説明しましたが、弊社では、汎用の研磨機を使用しています。その分競争力があるのかもしれません。